【~2025.4.7】第11回 居場所を失った人への支援活動応援助成

近年の物価高騰や地域コミュニティの希薄化、単身世帯の増加など社会環境の変化により、経済的困窮や社会的孤立に直面する人々の生活課題が一層浮き彫りになっています。

こうした生きづらさを抱え居場所を失った人々に対し、相談支援の充実、必用な制度の利用促進、居場所の提供、デジタルツール等を活用したつながりの確保など、多様な支援が団体・機関によって展開されています。しかし、いずれの団体・機関も支援に必要な人材や活動資金は充分ではありません。

そこで、居場所を失った人々に対する支援活動を資金面から支援し、誰もが孤立や生きづらさを抱える人の存在に気づき、支え合い、つながり続ける「誰一人取り残さない(leave no one behaind)地域・社会をつくることを目的として、本助成を実施します。 

 

【対象者】

〇社会福祉・地域福祉の推進を目的とする非営利の団体(法人格生有無は不問)

〇応募時点で団体が設立されており、助成対象活動(事業)の実施体制が整っていること(活動年数は不問)

〇特定の宗教や政治思想を広めることを目的とする団体、反社会的勢力および反社会的勢力と密接な関わりがある団体でないこと

 

【対象事業】

〇相談支援活動

例):DV/虐待/女性/子ども若者などに対する相談支援

〇居場所提供活動

例):DV、虐待被害者へのシェルター提供、社会的孤立の防止や解消のための対面やオンラインでの居場所提供

〇居住支援活動

例):住居の提供、居住後の訪問活動など

〇学習支援活動

例):対面やオンラインでの学習支援

〇外国ルーツ支援活動

例):外国ルーツの人たちへの支援

〇生活支援活動

例):生活必需品の提供など

〇食支援活動

例):フードパントリー/バンク

※ただし食糧支援単体ではなく相談支援や学習支援等の他の支援活動と組み合わせたもの、かつ、この組み合わせに相乗効果があると認められる活動に限る

〇中間支援活活動

例):活動する団体間の連携のための場づくり/課題把握

〇その他緊急支援活動

例):緊急的な相談支援、生活支援(食事・居住)

 

※助成対象外 

〇活動について

・他機関との連携や協働が行われる活動ではないもの

・従来からある活動で新たな要素がみられないもの 

〇経費について

・拠点を整備するために必要な設備購入や修繕が主たる費用となっているもの

・車両・備品の購入など組織・団体の運営を維持するための費用が主となっているもの

 

【助成金額】

1事業あたり上限300万円

助成総額 6,000万円を予定

 

【応募締切】

2025年4月7日(金)23:59 必着

 

【問い合せ先】

社会福祉法人中央共同募金会

〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル5階

Tel:03-3581-3846/Fax:03-3581-5755

Mail:kikin-oubo2@c.akaihane.or.jp

URL:https://www.akaihane.or.jp/subsidies/sub-kikin/40020/ ←クリックまたはタップするとリンク先に移動します。