今、日本では9人に1人の子どもが相対的貧困状態にあると言われています。また、物価高騰の影響もあり、生活に困窮する家庭は増加傾向にあります。貧困は、子どもたちから様々な機会を奪います。おいしいご飯をお腹いっぱい食べるという幸せも、その1つです「子どもまんぷく基金」は、「子どもたちにおいしいものを食べてもらい、子どもらしい幸せな時間を過ごしてもらいたい」という寄付者の思いを受けて設立されました。この基金は、養育環境の理由で十分な食事が取れない子どもたちへの食事支援事業を助成します。特に、今すぐに支援が必要な子どもたちに対する、機動的かつ直接的な支援をしている事業や団体を中心にサポートします。
【対象者】
①社団法人・財団法人(一般および公益)、社会福祉法人、NPO法人など非営利活動・公益事業を行う団体(法人格のない任意団体も含みます)
※営利を目的とした組織(株式会社等)は含みません。
②日本国内に事務所がある団体
③活動実績2年以上の団体
④次の「助成先団体に求められる義務・条件」に同意いただける団体
・助成団体(申請団体)名の銀行口座での助成金受取
・助成金の適正な使用と会計処理
・適切なガバナンス・コンプライアンス体制
・反社会的勢力の排除
・ 当財団との助成契約締結
・助成期間中、終了後のヒアリングへの対応
・進捗報告および終了後成果報告書の提出 等
・活動報告会への参加 等
【対象事業】
養育環境の理由で十分な食事が取れない子どもたちへの食事支援事業や、子どもたちを養護している施設や団体への食事支援事業
<対象事業例>
・ひとり親家庭や生活困窮家庭など支援が必要な場所へ食材などを提供したり、食材の宅配をしている事業
・ひとり親家庭や生活困窮家庭などで育つ支援が必要な子どもに食事を提供している事業
※上記の事業はあくまで一例です。応募しようとする事業が助成対象となるかどうかご不明な場合は、事務局までお問い合わせください。
※本公募では日本国内で実施する事業が対象です。
※本公募において「子ども」の年齢層は、乳幼児から18歳未満を想定しています。
※地域の交流やコミュニティ形成が主目的の事業は対象となりません。
※応募時点で自治体や財団等の補助金・助成金等を受領中・採択済みの事業は応募できません。ただし、申請中・申請予定の事業は応募できます。
※本公募では「子どもたちを養護している施設」に乳児院、ファミリー・ホーム、児童養護施設、児童心理治療施設、児童自立支援施設、母子生活支援施設、自立援助ホーム等を含みます。施設自体からの申請は対象外ですが、上記施設への食事支援は申請できます。
【助成金額】
助成総額:1,000万円(予定)
1団体あたり上限300万円(4~6団体程度)
【応募締切】
2025年4月2日(月)17:00
【問い合せ先】
公益財団法人日本フィランソロピック財団
〒105-0004 東京都港区新橋1-1-13 アーバンネット内幸町ビル3階
Tel:050-3521-0160
URL:https://np-foundation.or.jp/information/000261.html ←クリックまたはタップするとリンク先に移動します。