我が国の先人の残した文化的所産である文化財は、現在及び未来の貴重な国民的財産であり、その保存・修復は我が国の社会・文化の進歩・ 発展に貢献することになります。本財団は、上記に鑑み、設立趣意書に掲げた「文化の向上に資する」ことを目的に、設立50周年記念特別助成事業として2019年度に文化財修復事業助成を立ち上げ、本財団の新たな助成事業「文化財保存修復事業助成」として発展させたうえ実施しています。
【対象者】
①保存、修復を必要とする上記美術工芸品の所有者(事情により管理責任者による申請も認めることがあります)所有権を証明できる資料が必要な場合は提出して頂くことあります。
②営利企業等及びその関係者はお申込みできません。
③営利目的あるいは私的鑑賞を目的に文化財を所有または管理する法人及び個人はお申込みできません。
④申請者は、本財団の同一年度の助成に複数応募することは出来ません。
※なお、複数応募が判明した場合は、失格となることがあります。
【対象事業】
①文化財保護法第二条第1項に規定される有形文化財のうち、建造物を除く文化財(絵画、彫刻、工芸品、書跡、典籍、古文書その他の有形の文化的所産で我が国にとって歴史上または芸術上価値の高いもの並びに考古資料及びその他の学術上価値の高い歴史資料の保存、修復。
②日本国内に所在する、屋内展示可能なものに限ります。
③保存、修復に伴う社会的意義の高いものを対象とします。
④国宝・重要文化財(国指定)の保存、修復は対象外とします。
【助成金額】
1件あたり上限500万円(12~14件程度)
助成総額 3,500万円
【応募締切】
2025年1月24日(金)15:00
【問い合わせ先】
公益財団法人三菱財団
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-3-1 三菱商事ビル21階
Tel:03-3214-5754/Fax:03-3215-7168
Mail:info@mitsubishi-zaidan.jp
URL:https://www.mitsubishi-zaidan.jp/support/cultural-property.html ←クリックまたはタップするとリンク先に移動します。