「さあ大変!でも大丈夫!」防災ワークショップ

日 時:2024年9月14日(土)10:00~12:30

場 所:川西供用会館

講 師:城浩之氏(周南市防災アドバイザー)

参加者:19名

〇内容

 講師、スタッフ紹介

①災害時のご飯の炊き出し

 非常時に30分程で出来上がる災害用炊飯袋を利用した炊き出し体験を行った。

②大雨防災ワークショップ(グループディスカッション)

 入れるのに限りのある防災バッグに何を入れるのが適当かマグネットを使ったイラストを利用し考えていた。どのグループも水・食料・スマホは必ず入っていた。

・大雨情報が事前にニュースなどで分かっていた場合の対策について

 いつでも避難できるよう前もって防災バッグを準備し、ニュースやラジオなどで情報収集をし、いつでも対応できるようにしておく。

③非常食について

 非常食で有名なカンパンに金平糖など甘味料が入っていることがある。また、カンパンに砂糖が入っていることも。カンパンは、保存期間を長くするため、水分量を極限まで少なくしている。そのため、口がパサついてしまう。非常時には水はとても貴重でそう多くは手に入らない。金平糖などの甘味料を食べることで唾液の分泌を助け多くの唾液で口の中の水分を補うことができる。

④災害の動画鑑賞

 川の氾濫、土砂崩れ、住宅の浸水など、実際の映像を見ることで自然災害の恐怖、速さなど災害についてのイメージがより鮮明になったのでは。また、一度避難をし、落ち着いたと思ってもその後の二次災害も考えられるので絶対に戻ってはいけない。

 

〇所感

 炊き出し体験では、とても簡単に作ることができ、みなさん楽しそうに作られていたなと感じた。

 防災バッグのディスカッションでは、なんでも詰めていいわけではなかったため、皆様自分にとっての必要なものを共有し、その中で最も必要と考えた上位4~5個を防災バッグに入れていた。

 ハザードマップについて、少し前に修正されたことを知っていた人が少なかった。改めて再確認し適切な場所を把握しておく必要があると感じた。皆様、災害に対する対策を数多く出されていたので、この講座で自分の考えつかなかったこと、新たに発見できたことも多くあった。

 今回の講座では、子ども達と大人というつながりの中で個々の取り組みについて、また緊急時の炊き出しのやり方など様々なことを学ぶ事ができ、とても有意義な講座であったと考える。