夢を語ろう会議

日 時:2024年7月18日(木)18:30~20:30

場 所:コミュニティハウスF+A<フラッテ>

参加者:7名

●内容

〇間取り拝見

〇自己紹介

・谷光さん:どっとこみゅ 代表、くらすどっとこみゅ 塾長

 岩国市出身。週3日の夜間を無料塾として、岩国校・周東校にて開校。同岩国校にて、交流スペース(フラッテ)としても開放。

・君園さん:当センターパートナー制度ボランティア登録者

 大阪府出身。大学時代は、救急法救急員としてボランティアに励んだ。今春、新社会人として岩国に配属。

・生駒さん:起立性調節障害 中国山口親の会 代表

 和歌山県出身。病気や不登校の子どもに関わり、その親子を支援する活動を和木町、山口市、周南市で行う。

・どっとこみゅ 所属、ひがし文庫 運営

 田中さん:大阪府出身。放課後教室、子ども児童教室、家庭支援員など子どもの居場所づくりに携わる。

〇円卓会議

(谷光さん)

 SDGsのゴール2030年、人口を年2,000人減と推定して見据えた時の岩国は破綻しかねない。交付金はあるが基地問題も心配。2025年問題・介護問題もやってくる。このまま住み続けられる町になっているか。楽しく過ごしていくためにはどうしたらいいか。

(君園さん)

 ”よそ”から来た岩国の感想…会社の配属先が岩国と知らされ、周囲の声からハズレと感じた。岩国には、遊び場、映画館もない。商店街もシャッター街、活気がない。街を歩いても真っ暗。

(谷光さん)

 中通り商店街も耐久年数が迫っている。取り壊すにも6億円かかるとか…。岩国駅前の再開発もあと数年、マンションや図書館等ができるが…。

(君園さん)

 大きな買い物をしようと思ったら、広島へ行く。

(谷光さん)

 若者の休日は広島へ行く…”休日の過ごし方”を持っていないのではないか。

 九州で13年過ごし岩国に戻ってきた時、何か始めたい!と思ったが、一緒に始める仲間もいない、仲間を作る接点もない、そんな時にコロナ禍になった。

 九州でもロータリーに所属し、市民活動や地域活動。岩国でも地域に関わり、仲間づくりや居場所を作れたらと一人で始めることになった。何か始めたい、こんな活動あったらいいなと思っても頑張らなくてもいい。ハードルの低さをもっと伝えたい。

 岩国のまちに中高生を見かけないが、みんなどこで休日を過ごしているのか。子どもたちの行く場所がないのだろうか…。

 日常の中にまちの情報を知れる場所や集える場所、仲間が作れる場所があったらいい。

(田中さん)

 東小中学校も中高一貫校になったが、建物はおしゃれな飾りを施したり実用的でない。要らない無駄なものが多々ある。

(谷光さん)

 フラッテについて…勉強だけでなく、読書、おしゃべり…どう過ごしても良し。塾という入口だが、人と人、地域がつながる居場所づくりが目的。進路相談にものっている。客室乗務員やWebデザイナーなど講師を招いて職業相談会も行った。

(生駒さん)

 私も進路問題の情報があり、アドバイスできる。不登校全般の相談などでこちらに携わっていけたら。

(田中さん)

 来年度で休校になる広瀬分校が今盛り上がっている。休校舎を活用して、岩国の市民大学を開校したいと谷光さんと構想を考えている。

(谷光さん)

 広瀬校舎がフィールドワーク研修場所の接点になってもいい。岩国には大学がない。広瀬校舎を市民のための大学にすれば、経験値、人間の幅を広げることになる。

〇次回の予定

 「地域円卓会議」2024年10月8日(火)18:30~開催予定